nico(ニコ)

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建築設計一覧

2017.1.8

復元工事

どーもnicoです。
昨年末から始まった床の塗替え工事と柱梁の復元工事が先日無事終わりました。
床のウレタン塗料の塗膜を剥がして柿渋に松煙とベンガラを混ぜたものを塗り
自然の塗料で塗ることで既存の古い柱や梁の風合いに馴染むようにしました。
また既存の柱や梁の一部に塗られていたペンキを剥がして、
その下に在る古い木の風合いを蘇らせる作業も行い、無事完了する事ができました。
この様な経験をさせて頂ける機会に恵まれて本当に感謝です。
そしてこの工事で一番勉強になったのが
その古い風合いを取り戻した柱梁をサンドペーパーで磨き上げた時でした。
まるで左官工事の磨き仕上げのようにツヤツヤなるのです。
ペンキではまず無いことです。
本当に面白い経験ができました。

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2017.1.8

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
昨年もアトリエニコ一級建築士事務所、Cafe nico とも大変お世話になりました。
本年も建築もカフェももっともっとレベルアップできるように
日々勉強をしていきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

2016.12.15

時が作り出す風合い

おはようございます。
今朝の新潟は吹雪いてみたり、お日様が顔を出したりと
天気が目まぐるしく変わっています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

カフェニコは先週で今年の営業を終えて、今は抱えている設計業務に勤しみつつ、
新発田の長徳寺さんでとても勉強になる経験をさせていただいています。
長徳寺さんからはいつも面白いご依頼を頂け、
その仕事を終えるたびに自分の引出しが1つ増えていて、
本当にありがたい経験をさせて頂いています。

さて今回のご依頼は新しくペンキで塗られた古い柱や梁を元の古い風合いに戻す事
とウレタン塗料でツヤツヤの床を本堂の床のような自然な風合いに変える事です。

今のご時世、新しいものを古い風合いに見えるように仕上げる事は有っても、
新しい状態を古い状態に戻すという機会はなかなか有りません。
今は色々な場面で新しくピカピカにする事が好まれますが、
それとは別に時間が作り出す風合いや自然な素材から醸し出される偶然の風合いも
とても良いものです。
もっと自然が織り成す変化を楽しめる方が心が豊かになるような気がするのです。

新しく塗られた柱や梁はペンキの下の風合いを残しつつペンキだけを剥がせるか、
薬剤の試し塗りをして確かめます。こちらは思いのほか成功したので方向性があっさり決まりました。
しかし床の塗膜剥がしと自然塗料での風合い調整は正直出たとこ勝負です。(笑)
床の塗膜も剥がれはするものの、自然塗料を塗った際にしっかり色が乗るかが問題です。
そして今回使用する塗料は柿渋に松煙とベンガラを混ぜ黒の中に見える赤茶を表現します。
柿渋に混ぜた色が顔料なので尚更入り込み難くく、塗装屋さんも四苦八苦。
でもこの試行錯誤が楽しいのです。それを一緒にやってもらえる職人さんたちには本当に感謝です。

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2016.12.1

牡丹山借家 賃貸情報

どーもnicoです。
アトリエニコでリフォームをした戸建平屋の賃貸住居の入居者募集です!
2DKまたは1LDKの間取りに納戸と駐車場が1台付いています。
ダイニングキッチン部分にはエアコンが付いています。 
賃貸料は58,000円です。
住所:新潟市東区牡丹山4丁目6-17

ご興味のある方はアトリエニコのHPからメールでご連絡を頂くか、
下記不動産屋さんにご連絡ください。

北日本工営株式会社
連絡先:025-271-1515

平面図・立面図 1

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2016.11.30

家具のデザイン

どーもnicoです。
本日はキッチンリフォームで提案していたキッチン背面収納家具と
リビング収納家具の納品でした。
キッチン扉もそれに合わせて新しくしたのですが、
若干の修正が必要となり開扉のみ後日の取り付けとなりました。
今回は背面収納とリビング収納の納品です。

何年やっても家具のデザインは難しいな~と感じます。
私自身の好みの変化も有ったり、素材の使い方やデザインの手法によって
今までと同じ材の厚みで作っても、印象が変わったりします。
また家具全体のサイズ感によっても印象が違います。
その辺の見極めをもっともっと磨いていかないといけないな~と感じます。
また色々な家具を見て勉強をしたいと思います。

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